GWキャンプ2013

今年のゴールデンウィークは農業体験と移動キャンプをおこないました。スカウトが農業に興味があったため、今回のプログラムを実施しました。(昨年のGWキャンプは上越で農業体験でした。)
夕陽を背景に浜辺にて集合写真
初日は新潟県を訪れ日本海を堪能した後に富山に行き、キャンプ場で設営後、夜はたき火をかこみながらホタルイカなどの海の名産品を味わいました。翌日は朝からキャンプ場に隣接するパークゴルフ場で汗を流し、富山のブラックラーメンでお腹を満たしたあと、農業体験をおこなう石川県へとむかいました。
パークゴルフ
農業体験1日目は、畑の虫よけのためにマリーゴールドを植えたり、倉庫整備などを手伝いました。夜は近くの温泉に入り、農家の方々に夕食をご馳走になり、楽しく過ごしました。2日目は朝からスイカの苗を植える体験をさせていただき、トラクターの操作方法なども教えていただきました。スカウトは初めて乗るトラクターに目を輝かせていました。昼食に金沢カレーを食べ、午後はスイカ農園体験にやってくるひとたちに教えながら苗を植えていきました。
スイカ農園
トラクター
スイカ農園
農業体験後は市街へ移動して21世紀美術館を見学し、南下して白川郷・五筒山の合掌作り集落を訪れました。厳粛な雰囲気で文化の特徴をはっきりと感じることのできる素晴らしい場所でした。夜は乗鞍高原にある公共の無料温泉で汗を流し、松本で信州そばをいただき、帰路につきました。
白川郷にて集合写真
今回のキャンプではたくさんのところをまわり、その場所ごとの名産や観光地を訪れ、文化の違いを体感することができました。普段あまり行けないような場所ばかりだったのでよい経験になったのではないかと思います。スカウトにはこれからもたくさんの場所を訪れ、様々な経験を積み、益々見聞を広げていってもらいたいです。

春キャンプ2013

今年の春キャンプでは自転車ツーリングをおこないました。BS隊時代のサイクリングに楽しかった思い出があったスカウトが今回のキャンプを計画しました。
夜行バスで岩手の宮古駅まで行き、そこからスタートし、移動キャンプを繰り返しながら仙台を目指すというものでした。
休憩
休憩中
スカウトたちは重い装備や起伏の激しさに苦戦しつつも走行距離を延ばしていましたが、なんどもタイヤのパンクに見舞われ、想定していた距離に届きませんでした。しかし、その都度パンクしたら自分で修理をおこない、荷物のパッキングを工夫し、勾配のキツい坂は歩いてでも前に進む姿はたのもしく感じました。
バイクによる伴走
海岸線を走行中
道中、東日本大震災の爪痕を見る機会もありスカウトたちにとってはよい経験になったのではないかと思います。VS隊指導者は震災直後に被災地で活動していたこともあり、いまの状況を見ながら当時の状況をスカウトに説明する機会がありました。

とにかく体力を使うプログラムでしたが、温泉でからだをほぐし、その土地ごとの名産などを堪能し、スカウトたちは英気を養いました。
結果的には計画通りにいかないことが多かった今回のキャンプですが、スカウトたちには、反省点を明確にしてこの経験を次回の計画にどのように生かすかを考えるよい機会となりました。

冬キャンプ2012

ベンチャースカウト隊は冬キャンプで苗場に行ってきました。2年連続で冬は苗場に来ていますが今回は野営はおこないません。
昨年は雪中キャンプをおこないながらスキーを楽しみましたが、スカウトから新しいことに色々挑戦したいという声が上がったので経験者の少ないスノーボードを体験することになりました。初めてのスカウトが多いなか、転びながらも楽しんでいました。
スノーボード
スノーボード
今回インストラクターはつけませんでしたが、スカウト同士で指導し合い、自ら施行錯誤をくりかえして、帰る頃にはまともに滑れるようになっていました。スキーは苦手だと言っていたスカウトもスノーボードは楽しめたようです。スノーボードの後は冷えたからだを温泉で温め、宿泊施設で様々な料理にも挑戦し、スノーボードだけでなく全体的に充実したキャンプとなりました。
苗場スキー場
なにごともうまくできるようになると益々楽しくなるものです。今回スノーボードの魅力の片鱗を感じることができたスカウトは今後もたくさん滑ってスノーボードの楽しさを追求してもらいたいと思います。
バス停

夏キャンプ2012

スカウト活動のなかで目玉とも言える夏キャンプ。今回は三宅島に行ってきました!目的は三宅島を泳いで1周すること。果たしてスカウトはその大きな目的を達成することができるのでしょうか。

夜、大きな荷物を抱えて竹芝からフェリーに乗り込んで三宅島へ向け出航しました。早朝、三宅島に到着し、設営を終えたらすぐさま海へと駆けていきます。天気は連日快晴で、暑さを凌ぐためたびたび目の前の海に飛び込みました。
三宅島の海を前に
三宅島の海は澄んでおり、今まで見たこともないほど多くの魚が泳いでいました。魚だけではなく、大きなウミガメに出くわすことも珍しくありません。私達の滞在している期間は波も穏やかで、目的の達成へ向けて楽しく活動できました。
夜は満点の星空のなか海を目の前にし、たくさんのことを話し合いました。
ボートの始動
さて肝心の三宅島1周ですが…1/4まで行きました!
1周することはできませんでしたが、スカウトは可能な限り距離を伸ばそうと努力していました。悔しい気持ちを口にするスカウトもいましたが、今回なぜ目的を達成することができなかったかを考察し、次のプロジェクトで目的達成へ繋げてほしいと感じました。
そしてなにより三宅島の自然を全身で体感できた今回の思い出を大切にしてほしいものです。
スカウトの泳ぎを見守る

パイオニアリング

山中野営場にてパイオニアリングをおこないました。スカウトハンドブックによると、パイオニアリングとは荒野や開拓地で暮らすような本格的な設備を作ることをいいます。今回スカウトが挑戦したのは信号塔というもので、高さ4メートル程の人が乗ることのできる工作物です。

パイオニアリングには危険がともなうため、入念な準備が必要です。スカウトは設計図、そしてミニチュアの信号塔を作り、自分達の復習の意味もこめて後輩にロープワークを指導しました。当日は山中野営場に1泊し、前日の夜は最終打ち合わせをおこないました。
パイオニアリング組み立て
本番ではなかなか計画通りにいかない場面も多々ありましたが、スカウトはその度話し合い、どこになにをすれば補強できるかを考え実行しました。そのおかげで見事信号塔を完成させることができました。スカウトは初めのうちは上に登ることを怖がっていましたが、慣れてくるとみんなスルスルと上に登ってその景観を楽しんでいました。
パイオニアリング立ち上げ
こんなに大きな信号塔も、仲間と協力すれば作ることはそこまで難しいことではないとスカウトは学んでくれたことでしょう。今回のパイオニアリングで安全の大切さ、そして仲間が手を合わせた時の力の大きさを改めて再認識できたのではないでしょうか。お疲れ様でした!

リバーカヤック

カヤックに行ってきました!今回は茨城の那珂川でリバーカヤックに挑戦です。ラフティングを経験したことのあるスカウトは多いですが、カヤックはみんな初めてです。
カヤック練習
インストラクターの方に陸で基本を教えてもらい、いざ本番です。まだ肌寒い季節でしたが、スカウトは物怖じせず冷たい川へと入って行きました。初めのうちはなかなか思ったとおりの進路に進めないスカウト達でしたが、少しずつ慣れてきたのかスイスイと進んでいきました。
カヤック川下り
昼食はカレーをいただきました。カヤックは意外と体力を使うもので、お腹を空かせていたスカウトはたくさんあったカレーを全てたいらげました。川辺で運動後に食べるカレーはいつもより遥かにおいしく感じました。途中の休憩でも鮎の塩焼きを頬張り、大満足です。

カヤックを漕ぐだけでなく、途中で泳いだり、カヤックからの飛び込みをしたりと存分に川を楽しみました。スカウトは体力を使い果たしたのか、帰りの車中でみんな深い睡眠についていました。

自然との触れ合い方はいろいろなものがあります。スカウトには自分に合った自然の楽しみ方を知ってもらいたいと感じます。今回カヤックの楽しさに触れたスカウトは新たな自然との触れ合い方を学べたことでしょう。

ボルダリング

ボルダリングをおこないました!ボルダリングとは確保用具を用いずに、巨石や小岩壁を登るスポーツの一種です。今回は都内にある室内のボルダリングジムを利用しました。
ボルダリング
スカウト達は全員ボルダリング初体験で、苦戦しながらも多くのコースに挑戦していました。初めのうちはなかなかうまくいかず失敗を繰り返していました。しかし、お互いアドバイスし合い、何度も同じコースに挑戦し試行錯誤を重ねることにより、最終的には多くのゴールにたどり着くことができました。
ボルダリング
ボルダリングは本来筋力をあまり必要としないスポーツなのですが、スカウト達は全員筋肉痛になっていました。帰り際、スカウト達は難しいコースを制覇することができなかったのが悔しいのか、是非また挑戦したいという気持ちを見せていました。コツを覚えて、筋肉痛にならずに涼しげにボルダリングができるようになれたらかっこいいですね。
ボルダリング

春キャンプ2012

ベンチャー隊は3/30~4/2で香川県に行って来ました!目的はもちろん、うどんを食べることです!目標は10軒のうどん屋さんを食べ歩き、それぞれのお店の評価をすることです。はたして10軒分のうどんを食べることができたのでしょうか…?

スカウト達は青春18きっぷを使用し、香川県へと向かいました。事前の準備では時刻表と相談し最適なルートを割り出し、香川県でどのうどん屋さんをどのような順序で周るのか話し合いました。

出発の早朝、元気に山手線の駒込駅から始発で出発。約15時間かけてようやく香川県の坂出駅に到着しました。時間はかかりますが、とにかく安いです。そこで今回色々とお世話になった現地のスカウトリーダと合流です。初日は移動だけかと思いきや、スカウト達は早速2軒のうどん屋さんで本場のうどんを堪能しました。
うどん

2日目・3日目はとにかくうどん、うどん、うどん…。この2日間で10軒のうどん屋さんに行きました。そんなにうどんばかり食べて飽きないか心配になるかも知れませんが、香川県のうどん屋さんは一軒一軒に特色があり、決して飽きることはありません。スカウト達はうどんだけでは食べ足らず、香川名物「骨付き鳥」もしっかり味わっていました。
夜のMTG

もちろんせっかく香川県までの来たのですから、観光も忘れません。金毘羅山でお参りをすませ、丸亀城、高松城もしっかり見学しました。
鬼ヶ島からの眺望

最終日はダメ押しのうどんをお腹に収め、スカウト達はまた鈍行で、駒込駅へとむかいました。帰りは青春18きっぷを活用し、途中の京都でお土産を眺めました。

今回の活動を通して、香川県の魅力や文化を存分に学べました。日本は狭いようで意外と大きい。スカウト達には日本の魅力を存分に知ってもらいたいです。

冬キャンプ2011

ベンチャー隊は2011年12月28日~30日に雪中キャンプを行いました!

キャンプ経験の豊富なスカウト達でしたが雪中でのキャンプは初めて。事前にどんな備品が必要か吟味し、快適なキャンプ生活を送るため色々な準備をしました。

野営地は苗場スキー場付近です。もちろん周辺は一面の雪でした。雪が降り始めたばかりなので雪質は大変やわらかく、スカウト達は腰まで雪に埋もれながら野営地まで歩きました。

初体験の多い雪中キャンプで早くも雪の洗礼を受けたスカウト達ですが、ここからがキャンプの本番です。氷点下のなかで設営をおこない、寝床と調理場を完成させました。初めてながらもたくさんの工夫を施し、自分達の生活の場を作り上げました。

次の日は苗場スキー場にて雪と戯れます。初めてスキーを経験するスカウトもいるなか、インストラクターの指示のもと楽しくスキーの練習をしました。

夜は白銀の世界の中キャンドルを灯し、非日常のなか深く語り合いました。寒さに凍えながらも徐々に環境に慣れつつあるスカウトはとても頼もしく感じました。

雪中という厳しい環境下でキャンプをすることは、とても大変なことであり多くの危険も生じます。しかしその環境でしか体験できないことがたくさんあるということを、今回の雪中キャンプを通してスカウトは感じてくれたと思います。

次回はより大きなかまくらを作るという決意を胸にスカウト達は帰路に着きました。